【ヨルシカ】「春ひさぎ」考察してみた | 歌詞の意味,解釈は?

【ヨルシカ】「春ひさぎ」考察してみた | 歌詞の意味,解釈は?

こんにちは。「ボカロPまとめ」編集長のkowakaです。
この記事では、ヨルシカの曲「春ひさぎ」の歌詞の考察を紹介します。

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「春ひさぎって、歌詞の意味がよくわからない…」

「ヨルシカの曲は全部好きだけど、春ひさぎの意味をもっと詳しく知りたい!」そんな人も多いですよね。

 

そこでこの記事では「春ひさぎ」の歌詞の考察を紹介します。

この記事を読めば、春ひさぎがテーマとしている背景から、歌詞の意味まで理解できることでしょう。

「春ひさぎの考察を読んで、歌詞の意味を詳しく知りたい!」そんな人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ちなみに「春ひさぎ」などのヨルシカの曲は、Amazon Musicであれば全曲無料で聴けます。
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そもそも「春ひさぎ」とは

初めに、そもそも「春ひさぎ」とはどんな曲なのかを簡単に解説しますね。

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「春ひさぎ」とは、ヨルシカが2020年6月3日に発表した楽曲で、3rdアルバム「盗作」に収録されています。

「春ひさぎ」は売春をテーマとした楽曲で「商売としての音楽」として揶揄されています。

そもそも「春をひさぐ」という江戸時代に使われていた言葉で、女性が売春をする行為を意味いしています。

「自分の体を大衆に売る = 自分の音楽を大衆に安売りする」という行為から「春ひさぎ」というテーマをつけているのだと思われます。

ちなみにヨルシカのコンポーザーであるn-bunaさんは「春ひさぎ」について以下のように語っています。

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俺は泥棒である。
往古来今、多様な泥棒が居るが、俺は奴等とは少し違う。
金を盗む訳では無い。骨董品宝石その他価値ある美術の類にも、とんと興味が無い。
俺は、音を盗む泥棒である。

春をひさぐ、は売春の隠語である。それは、ここでは「商売としての音楽」のメタファーとして機能する。
悲しいことだと思わないか。現実の売春よりもっと馬鹿らしい。俺たちは生活の為にプライドを削り、大衆に寄せてテーマを選び、ポップなメロディを模索する。綺麗に言語化されたわかりやすい作品を作る。音楽という形にアウトプットした自分自身を、こうして君たちに安売りしている。
俺はそれを春ひさぎと呼ぶ。

「春ひさぎ」では、主人公は音楽泥棒の男という設定があります。

この前提を読んだ上で、ヨルシカの「春ひさぎ」について考察をしてきましょう。

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ヨルシカの「春ひさぎ」を考察してみた

それでは「春ひさぎ」の歌詞を考察していきますね。
「春ひさぎ」は、次の5パートに分かれています。

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ヨルシカ「春ひさぎ」歌詞の意味を考察してみた
  • パート①:春ひさぎをして、疲弊している主人公
  • パート②:自分が理想とする音楽を作りたいが、売れない
  • パート③:春ひさぎを続けるかどうか悩む主人公
  • パート④:春ひさぎを辞めて、自分の音楽に専念する
  • パート⑤:自分の目で見た美しいものを音楽にしたい

それでは「春ひさぎ」の歌詞を考察していきます。

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パート①:春ひさぎをして、疲弊している主人公

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大丈夫だよ大丈夫
寝てれば何とかなるし
どうしたんだいそんな顔してさぁ
別にどうともないよ

ヨルシカ「春ひさぎ」より引用

大丈夫だよ、大丈夫。
寝ていれば何とかなるし。
どうしたんだい、そんな心配そうな顔して。
別にどうともないよ。

前提でもお伝えしましたが、主人公は音楽を盗む男で、世間の売れている音楽からノウハウを盗んで勉強しています。
音楽でお金を稼いで生きていくためには、大衆ウケするような曲を作る必要があるからです。
そんな主人公は自分が理想とする音楽を作れておらず、どうすれば良いものかと疲れきっています。

「春ひさぎ」のMV内では、主人公は豊かな森の中を闊歩していることから、春ひさぎをして経済的に豊かな状況を表していると考察できます。

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駅前で愛を待ち惚け
他にすることもないし
不誠実の価値も教えてほしいわ

ヨルシカ「春ひさぎ」より引用

駅前で大衆ウケするような音楽を演奏し続け、誰かに気に入ってもらえるのを待っている。
そうでもしないと、お金を稼げなくなるから。
不誠実だと言われることもあるけど、それなら「不誠実」の意味を教えてほしいわ。

主人公は自分の本心とは裏腹に、大衆ウケする音楽を作って「春ひさぎ」を続けています。
自分が作りたい音楽を作っても売れないというのは、ヨルシカだけでなく、音楽家の中ではあるあるなのかもしれません。

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パート②:自分が理想とする音楽を作りたいが、売れない

【ヨルシカ】「春ひさぎ」考察してみた | 歌詞の意味,解釈は?

言勿れ 愛など忘れておくんなまし
苦しい事だって何でも教えておくれ
左様な蜻蛉の一つが善いなら忘れた方が増し
詮の無いことばかり聞いてられないわ
言いたくないわ

ヨルシカ「春ひさぎ」より引用

自分が理想とする音楽はまったく評価されないから、愛なんて感じられない。
否定でも何でも良いから、とにかく感想を教えてほしいのに。
「流行っている音楽が良い」と評価されるくらいなら、忘れた方がマシだ。
世間の仕様もない声なんて聞いていられないわ。
かと言って、自分の本当の思いも言いたくないのだけれど。

主人公はいざ自分が理想とする音楽を作っても、やはりまったく評価されません。
「春ひさぎ」のMVにもあるように、主人公はイバラの暗い道を自分なりに突き進んでいます。

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パート③:春ひさぎを続けるかどうか悩む主人公

大丈夫どれだけも吐いても
言葉は言い足りないし
どうしたんだいあんたにわかるかい
この憂いが

ヨルシカ「春ひさぎ」より引用

不満はどれだけ言ってもキリがない。
そんな気遣うような表情をしても、あんたにこの憂いはわからないだろう。

やはり主人公は大衆ウケするような音楽を作ることに抵抗感があるようです。
みなさんも、自分のやりたいことを制限されている時は不満を言いたくなりますよね。

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【ヨルシカ】「春ひさぎ」考察してみた | 歌詞の意味,解釈は?

玄関で愛を待ち惚け
囁く声で喘いで
後悔の悔を教えてほしいわ

ヨルシカ「春ひさぎ」より引用

今度は部屋の中で、自分が心から作りたい音楽を作っている。
小さな声で、ああでもない、こうでもないなんて言いながら。
大衆ウケする音楽を辞めたので稼げなくなるとは言え、自分の信念を貫くことにしたので、どうなろうとも後悔はしないさ。

「春ひさぎ」のMVで、主人公が枯れた野原を歩いていることから、主人公は少しずつ経済的に貧しくなってきていることがわかります。
一方で、主人公は春ひさぎを辞めて、少しずつ自分が作りたい音楽にシフトしつつあることも考察できますね。

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パート④:春ひさぎを辞めて、自分の音楽に専念する

【ヨルシカ】「春ひさぎ」考察してみた | 歌詞の意味,解釈は?

陽炎や 今日などどうか忘れておくんなまし
悲しい事無しの愛だけ歌っておくれ
終いは口付け一つが善いのも言わない方が増し
詮の無いことでも忘れられないわ
知りたくないわ

ヨルシカ「春ひさぎ」より引用

陽炎よ、今日のことはどうか忘れてくれ。
自分の音楽を良いように評価してほしいなんて、言わない方がマシ。
些細なことでも、悪口を言われると忘れられないから知りたくないわ。

主人公はついに音楽を安売りする「春ひさぎ」を辞めて、自分が作りたい音楽に専念し始めました。
「春ひさぎ」のMVで、主人公が森の中から都会に出てきていることからも、春ひさぎを辞めたことがわかりますね。

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パート⑤:自分の目で見た美しいものを音楽にしたい

【ヨルシカ】「春ひさぎ」考察してみた | 歌詞の意味,解釈は?

陽炎や 今日などいつか忘れてしまうのでしょう?苦しいの
左様な躊躇いの一つが愛なら知らない方が増し
詮の無いことだって聞かせてもっと

ヨルシカ「春ひさぎ」より引用

陽炎よ、今日という美しい日も、時間が経てばいつかは忘れてしまうのでしょう?
自分の目で見た美しいものも、忘れてしまって音楽にできないなんて、苦しいの。
そんなことで躊躇うくらいなら、知らない方がマシ。
どんな意見でも良いから、自分の音楽に対してもっと意見が欲しいの。

主人公は1番サビで「言いたくないわ」と言っていましたが、ここでは自分の思いを語っています。
そして主人公が作りたかったのは「自分の目で見た美しいものを、そのまま表した音楽」なのだろうと考察できます。

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【ヨルシカ】「春ひさぎ」考察してみた | 歌詞の意味,解釈は?

言勿れ 明日など忘れておくんなまし
苦しい事だって何度も教えておくれ
無粋な蜻蛉の一つでいいから、溺れるほどに欲しい
詮の無いことだって聞かせてもっと
愛して欲しいわ

ヨルシカ「春ひさぎ」より引用

やはり自分の音楽は、いつまで経っても評価される気配がない。
否定でも何でも良いから、とにかく感想を教えてほしいのに。
面白くともなんともなかったとしても、とにかく愛が欲しい。
仕様もない内容だったとしても、もっと聞かせてほしい。
愛してほしいわ。

音楽には、作り手の苦悩や葛藤など、様々な思いが詰まっています。
しかし町中で流れている流行りの音楽などは、聴き手は何も考えずにただ「流行りの曲だ」と思って聴いているため、作り手の思いは伝わらないものです。
「音楽一つ聴くにしても、作り手の思いまで理解して聴いてほしい」そんなヨルシカの気持ちが伝わってくる曲が「春ひさぎ」だとkowakaは感じました。

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この考察を読んだ上で、改めて「春ひさぎ」を聴いてみてください。

きっと今までとは異なる解釈や、楽しみ方ができるはずです。

ちなみに「春ひさぎ」などのヨルシカの曲は、Amazon Musicであれば全曲無料で聴けます。

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「ボカロPまとめ」では他にも、ヨルシカの曲について考察しているので合わせて読んでみてくださいね。

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まとめ:「春ひさぎ」はヨルシカの音楽に対する気持ちが表れている曲

この記事では「春ひさぎ」の歌詞の考察を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

この記事の内容をまとめると、以下の通りです。

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ヨルシカ「春ひさぎ」歌詞の意味を考察してみた
  • パート①:春ひさぎをして、疲弊している主人公
  • パート②:自分が理想とする音楽を作りたいが、売れない
  • パート③:春ひさぎを続けるかどうか悩む主人公
  • パート④:春ひさぎを辞めて、自分の音楽に専念する
  • パート⑤:自分の目で見た美しいものを音楽にしたい

「ボカロPまとめ」では他にも、ボーカロイド曲に関する様々な記事を掲載しています。
合わせて読んでみてくださいね。

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