【ヨルシカ】「花に亡霊」考察してみた | 歌詞の意味,解釈は?

【ヨルシカ】「花に亡霊」考察してみた | 歌詞の意味,解釈は?

こんにちは。「ボカロPまとめ」編集長のkowakaです。

この記事では、ヨルシカの曲「花に亡霊」の歌詞の考察を紹介します。

「ボカロPまとめ」 kowaka

「花に亡霊って、歌詞の意味がよくわからない…」

「ヨルシカの曲は全部好きだけど、花に亡霊の意味をもっと詳しく知りたい!」そんな人も多いですよね。

そこでこの記事では「花に亡霊」の歌詞の考察を紹介します。

この記事を読めば、花に亡霊がテーマとしている背景から、歌詞の意味まで理解できることでしょう。

「花に亡霊の考察を読んで、歌詞の意味を詳しく知りたい!」そんな人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ちなみに「花に亡霊」などのヨルシカの曲は、Amazon Musicなら全曲無料で聴けます。
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そもそも「花に亡霊」とは

初めに、そもそも「花に亡霊」とはどんな曲なのかを簡単に解説しますね。

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「花に亡霊」とは、ヨルシカが2020年4月22日に発表した楽曲で、3rdアルバム「盗作」に収録されています。

映画『泣きたい私は猫をかぶる』の主題歌でもあり、ヨルシカファンだけでなく映画の視聴者からも話題を集めています。

そんな「花に亡霊」は夏をテーマとした曲で、切ないメロディと美しい歌詞が特徴の曲です。

「花」は美しく目に見えるものを示唆しているのに対し、「亡霊」は目に見えないものを示唆していると思われます。

ちなみにヨルシカのコンポーザーであるn-bunaさんは「花に亡霊」について以下のように語っています。

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ただ綺麗な言葉と景色を並べただけの歌を書こうと思いました。
この曲で何を伝えたかっただとか、表現したかったかとか、そういうのは何も無いです。
受け取り方は任せます。

ヨルシカ公式Twitterより引用

自分のなかで純粋に綺麗だと思うこと、溢れてきた言葉、メロディを、意味を含めずにつなぎ合わせても、絶対に美しい作品になる、という曲を書きたかったんです。

ダ・ヴィンチニュースより引用

「花に亡霊」はn-bunaさんが「純粋に綺麗だと思うこと」を紡いでできた曲だと分かりますね。
この前提を読んだ上で、ヨルシカの「花に亡霊」について考察していきましょう。

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ヨルシカの「花に亡霊」を考察してみた

それでは「花に亡霊」の歌詞を考察していきますね。
「花に亡霊」は、次の5パートに分かれています。

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ヨルシカ「花に亡霊」の歌詞を考察してみた
  • パート①:君と過ごした夏を思い出す主人公
  • パート②:もう君に会えないことを嘆く
  • パート③:君との思い出を鮮明に覚えている主人公
  • パート④:君にもう一度だけでも会いたい
  • パート⑤:共に過ごした時間や心を通わせることの大切さに気づく

それでは「花に亡霊」の歌詞を考察していきます。

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パート①:君と過ごした夏を思い出す主人公

もう忘れてしまったかな
夏の木陰に座ったまま 氷菓を口に放り込んで風を待っていた
もう忘れてしまったかな
世の中の全部嘘だらけ 本当の価値を二人で探しに行こうと笑ったこと

ヨルシカ「花に亡霊」より引用

君はもう忘れてしまっただろうか。
あの夏の日、木陰に座ってアイスを食べながら涼んでいたことを。
君はもう忘れてしまっただろうか。
世の中の物事は間違ったことばかりだから、二人で価値のあるものを探そうと笑い合ったことを。

 

忘れないように
色褪せないように
形に残るものが全てじゃないように

ヨルシカ「花に亡霊」より引用

忘れないように
色褪せないように
僕は君との思い出を鮮明に覚えている

この歌詞から、主人公は目に見えるものだけに価値があるのではなく、目に見えない思い出こそに意味があると思っているようです。
「君」との思い出を色鮮やかに思い出していると考察できます。
「君」は亡くなってしまったか、主人公のもとから離れていってしまったのだと考察できます。

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パート②:もう君に会えないことを嘆く

言葉をもっと教えて 夏が来るって教えて
僕は描いてる 眼に映ったのは夏の亡霊だ
風にスカートが揺れて 想い出なんて忘れて
浅い呼吸をする 汗を拭って夏めく

ヨルシカ「花に亡霊」より引用

君の声をもっと聞かせてほしい 君の声で「夏が来る」って毎年教えてほしい。
でも、「君」はもういなくなってしまったから、僕が思い描いている「君」はただの想像にすぎない。
君と過ごした夏の思い出もだんだんと風化し、薄れていってしまう。
一人きりの夏を迎えるのは寂しい。

ここまでの歌詞から、主人公の「僕」は男性で、彼女との思い出を回想していることがわかります。
「夏の亡霊」という表現から、彼女は亡くなってしまったか、主人公のもとから離れていってしまったのだと考察できます。
それでも彼女の姿を「亡霊」として思い描いている主人公の切ない思いが伝わってきますね。

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パート③:君との思い出を鮮明に覚えている主人公

もう忘れてしまったかな
夏の木陰に座った頃 遠くの丘から顔出した雲があったじゃないか
君はそれを掴もうとして 馬鹿みたいに空を切った手で
僕は紙に雲一つを書いて 笑って握って見せて

ヨルシカ「花に亡霊」より引用

君はもう忘れてしまっただろうか。
あの夏の日、木陰で座っていたら遠くの丘に雲が顔を出したこと。
君はその雲に向かって手を伸ばしていたけど、掴めなんてしなかった。
僕が代わりに紙にペンで雲をかいてあげたら、君はそれを嬉しそうに握っていた。

彼女と過ごした夏の日を回想しています。
主人公は彼女の望むものをすぐに用意するくらい、彼女のことを大切に思っている様子が伝わってきますね。
また、この場面から「彼女=遠くにある雲」のように手が届かないくらい遠くに離れた存在であることが表現されていると考察できます。

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忘れないように
色褪せないように
歴史に残るものが全てじゃないから

ヨルシカ「花に亡霊」より引用

忘れないように
色褪せないように
僕は君との思い出を鮮明に覚えている

 

パート④:君にもう一度だけでも会いたい

今だけ顔も失くして 言葉も全部忘れて
君は笑ってる 夏を待っている僕ら亡霊だ
心をもっと教えて 夏の匂いを教えて
浅い呼吸をする

ヨルシカ「花に亡霊」より引用

姿を変えてでも、言葉を交わすことができなくても、もう一度会えるなら会いたい。
僕の記憶に残っている君は今でも笑っている。昔のままの君と、その君を思い出す僕は亡霊みたいだ。
君と心をもっと通わせたかった。たくさんの夏を一緒に過ごしたかった。
もう僕は一人になってしまったけど。

「僕ら亡霊だ」という歌詞には2つの意味がありそうです。
まず、今はもういない「君」を、過去にはいたが現在はいない「亡霊」であると表現していると考えられます。
そして、君がいた頃を思い出す「僕」を、過去の自分が現在に蘇ってきた存在であり、過去にとらわれたまま現在を生きている「亡霊」だと表現していると考察できます。

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忘れないように 色褪せないように
心に響くものが全てじゃないから

ヨルシカ「花に亡霊」より引用

忘れないように
色褪せないように
僕は君とのとりとめのない些細な出来事も鮮明に覚えている

 

パート⑤:共に過ごした時間や心を通わせることの大切さに気づく

言葉をもっと教えて さよならだって教えて
今も見るんだよ 夏に咲いてる花に亡霊を
言葉じゃなくて時間を 時間じゃなくて心を
浅い呼吸をする 汗を拭って夏めく

ヨルシカ「花に亡霊」より引用

君の声をもっと聞かせてほしい。もう君とは会えないことを君の口から告げてほしい。
僕は今だって、夏になると君のことを思い出している。
君と交わした言葉よりも、一緒に過ごした時間よりも、君と心を通わせ合うことが大切だったんだ。
もう僕は一人になってしまったけど、君を失ってから気づいた。

主人公は、彼女を失うことで、段階的に彼女と過ごした日々の中で得た大切なものに気づいていったようです。
会えない時間が長くなってからは、彼女と気持ちが通じ合っていることが何よりも重要だと感じている様子が浮かびます。

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夏の匂いがする
もう忘れてしまったかな
夏の木陰に座ったまま 氷菓を口に放り込んで風を待っていた

ヨルシカ「花に亡霊」より引用

君がいなくなった夏をまた一人で迎えている。
僕は、だんだんと君との思い出は忘れてしまったかもしれない。
現在の僕は、夏に木陰に座ってアイスを食べながら思い出を偲んでいる。

歌い終わりの一文は、歌い始めと同じ言葉になっています。
歌い始めでは、君と一緒に過ごした夏の日の思い出として二人の様子を回想しているのに対し、歌い終わりでは、主人公が現在の視点から昔を懐かしんでいると考察できます。
「花に亡霊」の最後では、君がいない状況を受け入れ、目に見えなくても君と心を通わせていたという尊い事実を糧に現実を生きていこうという主人公の様子が表されているのではないでしょうか。

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この考察を読んだ上で、改めて「花に亡霊」を聴いてみてください。

きっと今までとは異なる解釈や、楽しみ方ができるはずです。

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「ボカロPまとめ」では他にも、ヨルシカの曲について考察しているので合わせて読んでみてくださいね。

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まとめ:「花に亡霊」は目に見えないものの価値を切なく表している曲

この記事では「花に亡霊」の歌詞の考察を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

この記事の内容をまとめると、以下の通りです。

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ヨルシカ「花に亡霊」歌詞の意味を考察してみた
  • パート①:君と過ごした夏を思い出す主人公
  • パート②:もう君に会えないことを嘆く
  • パート③:君との思い出を鮮明に覚えている主人公
  • パート④:君にもう一度だけでも会いたい
  • パート⑤:共に過ごした時間や心を通わせることの大切さに気づく

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合わせて読んでみてくださいね。

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